還元率が大きいブックメーカー
ブックメーカーは、他の公営ギャンブルと比較すると、控除率が小さいということがメリットとして挙げられます。例えば、日本の競馬であれば、控除率は25パーセントです。これは、客が投資した金額の内、まず25パーセントを徴収して、残りを配当に回していることを表しています。
そのため、胴元は絶対に損をすることは有りません。一方ブックメーカーは、事前に控除率というものを設定していません。もちろん、胴元となるからには利益を出せるようなオッズを設定しますが、それは腕の見せ所です。
公営ギャンブルであれば、客の購入によってオッズは変動するので、いわば客によるパイの奪い合いの様相を呈しています。しかしブックメーカーは、客体胴元の関係にあり、客の購入動向に左右されません。
したがって、還元率は一般的に90%以上といわれています。そのため、同じレースの勝ち負けを予想して当たった場合、ブックメーカーの方が利益が大きくなります。